クラウドとは何?クラウドのメリットや職種について

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クラウド(クラウドコンピューティング)は、インターネットを介してさまざまなサービス(サーバ、ストレージ、データベース、アプリなど)を提供しています。
物理的なサーバを用意せずとも、簡単に利用できるため、今や企業にとって欠かすことができないものになっています。

総務省では「日本のパブリッククラウドサービス市場は、2021年は1兆5,879億円(前年比28.5%増)となっており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機としたオフィスの移転・縮小に伴うクラウドへの移行やDX(デジタル・トランスフォーメーション)、(中略)によって今後も拡大が予想される」
としています。 そこで、今回はクラウドの意味とメリットについて解説いたします。

出典:クラウドサービス市場の動向|第2部 情報通信分野の現状と課題|第6節 国内外におけるサービス・アプリケーションの動向|総務省.https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd236800.html ,(参照2024-1-4)

クラウドとは

クラウドは、従来のオンプレミス(サーバやソフトウェアを設置する)を導入することなく、ネットワークを通じ必要に応じてどこからでも簡単にアクセスができ、最小限の手続きで使用ができるモデルのことです。クラウドの語源は、インターネットを図に表現する際にCloud(雲)のアイコンが使われるようになったことに由来しています。
NIST(米国国立標準技術研究所)によると、クラウドモデルには5つの特徴と3つのサービスモデル、4つの実装モデルで構成されるとしています。

5つの特徴

  1. オンデマンド・セルフサービス・・・・ストレージなど必要に応じて必要な分を自動的に設定できる
  2. 広範囲のネットワークアクセス・・・・さまざまなプラットフォームから利用が可能
  3. リソースの共有・・・・蓄積されたデータをマルチユーザーが使用可能
  4. 迅速な拡張性・・・・需要に応じ、スケールアウトやスケールインが迅速に行える
  5. 計測可能なサービス・・・・リソースの状況をモニタリングし、最適にコントロールできる
5つの特徴

3つのサービスモデル

  1. SaaS(Software as a Service)・・・・クラウド上でアプリケーションやソフトウェアを提供するサービス
  2. PaaS(Platform as a Service)・・・・クラウド上のプラットフォームでアプリケーションが開発できるサービス
  3. IaaS(Infrastructure as a Service)・・・・サーバやネットワークなどのITインフラを利用できるサービス
3つのサービスモデル

4つの実装モデル

  1. プライベートクラウド・・・・企業や組織が社内の部署やグループに向け提供するサービス
  2. コミュニティクラウド・・・・特定のコミュニティ向けに提供しているサービス
  3. パブリッククラウド・・・・一般ユーザーや企業向けに業種や業界を問わず広く提供しているサービス
  4. ハイブリッドクラウド・・・・複数のクラウドを組み合わせ活用できるサービス
4つの実装モデル

このように、クラウドといっても特徴やモデル、サービスの形態が複数あるため、利用者のニーズに応じたモデルを選ぶことが重要となります。

参照:NISTによるクラウドコンピューティングの定義.IPA.https://www.ipa.go.jp/security/reports/oversea/nist/ug65p90000019cp4-att/000025366.pdf ,(参照2024-1-4)

クラウド活用のメリットと職種について

では、クラウドを導入するメリットは何でしょうか。
企業がクラウドを導入する理由として、以下の6つのメリットが挙げられます。

クラウド活用の6つのメリット

  1. 導入コストの削減
  2. 情報共有や作業効率の向上
  3. 柔軟な拡張性
  4. メンテナンスと運用コストの削減
  5. 導入直後から使用可能
  6. 高度なセキュリティ

最初は低コストで導入し運用状況をみながら、繁忙期には一時的にスペックを上げるなど、簡単に拡張を行えるのがクラウドの魅力と言えます。
ただし、クラウドを導入するためには、インターネット環境の構築や目的に最適なクラウドを選択し、設計・構築・運用ができる人材が不可欠となります。

クラウド活用の6つのメリット
クラウドに精通した人材
  • クラウドエンジニア・・・・クラウドシステムの設計・構築・運用、障害発生時の対応、ネットワークインフラ設計など
  • クラウドアーキテクト・・・・クラウドの導入計画策定、サービスの選定、アーキテクチャの提案・課題解決など

エッジワークでは、ハイレベルのクラウド人材が多数在籍しています。

エッジワークのプロ人材 【案件例】

クラウドスキルの高いプロ人材が多数登録しているエッジワークでは、ご依頼内容に合わせ厳選したチームを編成いたします。

クラウドアーキテクト【クラウドの知識、開発知識、コミュニケーションスキル】

ガバメントクラウド支援

ガバメントクラウドにおける設計やサービスの企画・開発・運用業務。

データプラットフォーム開発支援

クラウドサービスの管理。DBデータ連携。自動処理システムの構築。

アーキテクト支援

クライアントや関係部署との調整と提案。構築・運用のシステムデザイン。

クラウドエンジニア【設計、構築、ミドルウェア、オンプレミスの知識】

AWS移行業務

現行で使用しているオンプレミスから、AWSに移行。AWSの要件定義・設計・構築・保守・運用。

スマホアプリのAWS設計構築

スマートフォンアプリにおけるAWS設計構築業務。Lambda構築、運用。スケーラビリティ、パフォーマンス強化。

AWS基盤構築支援

基幹系業務、勘定系業務、およびデータ蓄積を行うためにAWS上に新規に基盤を構築。

ご発注までの流れ

1お問い合わせ

サイト上のフォーム、よりお問い合わせください。

オンラインMTGやお電話にて、サービスの詳細をご案内します。

プロ人材の活用方法や報酬単価の目安などお気軽にご質問ください。

2要件の整理

課題やチーム状況、想定するタスクをお伺いしたうえで、依頼内容を整理します。

作業場所(常駐 or 在宅/リモート)、稼働時間、人数などの条件もヒアリングいたします。

必須スキル・経験などについてご要望があれば弊社スタッフまでお伝えください。

3ご提案

ご依頼の内容にマッチする形でプロ人材の活用方法やチーム編成を提案します。

チームへの参加を想定するプロ人材の職務経歴やスキルを記載したレジュメを送付しますので、商談を行うかの判断をおねがいします。

要望に当てはまるプロ人材がすぐに見つからない際は、メディアに案件情報を掲載し、対応可能な方の募集を行います。

4商談

提案内容にご興味を頂けましたら、プロ人材を含めた商談を実施します。

お客様からは事業内容や課題をお話しいただき、プロ人材からは得意な業務やこれまでの経歴・スキルを説明します。

プロ人材との商談は無料です。依頼内容の調整やすり合わせを都度おこない、マッチングの精度を向上していきます。

5オファー

チームへの参加を依頼したい場合は、作業内容や報酬金額などの詳細を調整し、オファーを頂きます。

お客様とプロ人材の双方がプロジェクト内容に合意し、チームを編成する契約の締結について了承を得た場合は発注手続きをおこないます。

プロ人材がオファーに了承しない場合は、発注とはなりませんのでご注意ください。

6ご発注

プロ人材がお客様のチームに参加するオファーに合意した際は、依頼内容を書面にし、発注の手続きをおこないます。

ご注文の契約内容に従ってプロジェクト内での作業を実施します。

プロ人材が業務委託による支援を開始した後も弊社運用チームによるサポートは継続しますのでご安心ください。

料金・費用や事例についてなど、お気軽にお問い合わせください。