ECとは?
ECは、1970年代にアメリカでオンライン上の安全な取引を行うための製品として販売されました。日本においては、1990年代の後半に楽天がモール型ECサイトをスタートし、その後多くの企業がEC業界に参入しました。ECには、複数の企業がネットショップを運営するモール型ECや自社でサイトを開発し運営する自社ECサイト、デジタルコンテンツをダウンロード販売するビデオオンデマンドなど、展開しているビジネスに応じたプラットフォームがあります。
ECの取引形態
- BtoB(Business to Business) ・・・企業向け
- BtoC(Business to Consumer)・・・ー般消費者向け
- CtoC(Consumer to Consumer)・・・消費者対消費者(フリマやオークションサイトなど)
ECのタイプ
- テナント型(楽天、Yahoo!など)
- マーケットプレイス型(Amazonなど)
- 自社EC型(自社で開発・運営)
近年では、様々な分野が参入して多種多様なECサイトが運営されるようになり、さらにネット環境の向上やスマートフォンの普及で、いつでもどこでも手軽にサイトやアプリにアクセスして買い物やサービスを楽しめるようになりました。
経済産業省は「令和4年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、22.7兆円(前年比9.91%増)、BtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は420.2兆円(前年比12.8%増)」で、いずれも増加していると報告しています。
食品、衣類、家電などを販売する店舗型オンラインショップに加え、サブスクリプションサービスの増加もEC業界の発展に影響を与えています。
参照:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました|経済産業省,https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002.html ,(参照2024-2-27)