ここからは、Webデザインに関わるWebデザイナーの仕事内容について解説いたします。
以下は、Webサイト制作のおおまかな流れです。
Webサイト制作の流れ
- ヒヤリング(課題抽出、目的、ターゲット層、ゴールの確認、リサーチ、分析)
- 企画提案・要件定義(コンセプト決定、ブランディング、コンテンツ企画、ペルソナ作成、サイト設計・ワイヤーフレーム作成)
- 取材・撮影・ライティング
- デザイン
- コーディング・開発
- 納品、公開
- 運用
Webデザイナーの主な業務はデザインとコーディングです。
ヒヤリング内容や要件定義をもとにしてデザインラフを作成し、その後デザイン作成とサイト構築に進みます。
Webデザイナーと一口で言っても、所属する会社や制作するサイト規模により、担当する業務に幅があります。Webサイト制作に携わる他の職種には、Webディレクター、Webプロデューサー、フロントエンドエンジニア、コーダー、バックエンドエンジニアなどがおり、大規模サイトになると担当を分けてチームで制作にあたります。
大きな制作会社と異なり小さな制作会社では、通常はWebディレクターがヒヤリングと要件定義、取材、ライティングなどを担当し、Webデザイナーは、デザイン、コーディング、納品などを行います。LPや数ページ程度の軽いサイトであれば、Webデザイナーが1人で、上流から下流工程まで対応する場合もあります。
Webデザインには、コーディングの知識も必要不可欠です。そのため、多くのWebデザイナーがコーディングにも対応しています。
現在、企業の70%がWebサイトを持つといわれています。Webサイトには、ユーザーとの接点や窓口としての役割があります。使いやすいWebサイトとは、見た目の美しさだけではなく、アクセシビリティやユーザビリティに考慮したデザインを施したサイトといえるでしょう。
全ビジネス活動の28%がオンラインで行われている今、他社との差別化や集客を図りビジネスを成功させるために、ますますWebデザインが重要になるのではないでしょうか。
参照:Top Website Statistics For 2023 | Forbes ADVISOR,https://www.forbes.com/advisor/business/software/website-statistics/
,(参照2024-3-11)