アプリ開発とは
企業がアプリ開発をするメリットは、ユーザーにアプローチが容易に行えることやアプリ内課金や商品・サービスなどの売買でユーザーとのエンゲージメントが高められる点があげられます。ユーザー属性のデータや購買履歴・行動履歴などの個人データを収集し、蓄積した情報の分析を行い、効果的なマーケティング戦略に活用します。
そのため、企業利益の拡大と認知度の向上を目指して、有料から無料のものまで、多種多様なアプリが開発されています。
開発期間は、ジャンルや機能にもよりますが平均4カ月から半年間、さらに大規模なものだと1年以上かかる場合もあります。
主な開発手法には、アジャイル開発とウォーターフォール開発があります。
- アジャイル開発
アジャイル開発は、各種工程を小さなサイクルで繰り返す開発方法です。計画→設計→実装→テストを繰り返します。
仕様や設計変更が途中で起こっても柔軟に対応ができ、従来の開発に比べると期間の短縮が見込めます。ただし、細部まで開発スケジュールを決定しないため、進捗管理が難しくなるデメリットがあります。
- ウォーターフォール開発
開発の要件定義と基本設計・詳細設計などを綿密に固め、上流から下流へ工程の流れが決まっているのが特徴です。
開発を上から順に進めていくため、アジャイル開発のように途中で変更することが難しい手法となりますが、各工程が区切られ品質が担保できるため、大規模な開発に向いています。
デメリットとしては、ひとつの工程に遅れやバグがあると、前工程からやり直しとなり、予算の増額やスケジュールの超過が起こります。